TIME FAST CHROME

『タイムファスト』は、1950年代のF1レーシングカーにインスパイアされたもので、キネティック・スカルプチャー(動く彫刻)と現代的なクロックが一体となったもので、ゲオルク・フォスター、ECAL(ローザンヌ州立美術学校)、そしてレペ(L’EPEE)とのコラボレーションでデザインされました。

1950年代のF1レースで活躍したカーデザイン
長く張り出したエンジンフード、象徴的なラジエーターグリル、大型スポークホイール、後部座席の配置、傾斜したテール部など、1950年代のF1のディテールを踏襲しています。また、エレガントなデザイン、完璧な仕上げ、流れるようなライン、そして新たに製作されたシルバーとゴールドのボディクロームによって、スポーティーでノスタルジックな印象をたたえています。エンジン/ムーブメントは、8日間パワーリザーブ、毎時18,000振動の自社製キャリバーを搭載しています。

 自動車の機能、クロックの機能
エンジンは、車体のカーブにフィットするように開発された階層型ムーブメントで構成されています。 時・分は、エングレービングされた2枚のSS製ディスクを介し、競技用ゼッケンを模した開口部を通して側面に表示。コックピットにはドライバーが座り、ガラスドーム状のヘルメットが脱進機の音を際立たせています。時刻合わせは3本スポークをデザインしたステアリングホイールで行います。またシャシーの反対側には、レーシングカーを象徴するゼッケンプレートが配されています。ゼンマイは、車輪を逆回転させることで巻き上げられます。

車体の構造
『タイムファスト』は、本物のレーシングカーと同じように、アルミのボディからガンギ車のような数ミリ単位の小さな部品まで、すべて手作業でポリッシュ、サテン仕上げ、サンドブラストなどが施されています。

シャシーを構成するムーブメントのプレートは、往年のレーシングカーのエンジンブロックをイメージし、細部にまでこだわったデザイン。エンジン/ムーブメントを冷やすかのようにラジエーターグリルは透かし彫りに。さらに、デュアルエキゾーストを採用することでモータースポーツのスピード感を表現しています。タイヤにはグリップ力の高いソフトラバーが巻かれています。

 

 

SHOW ROOM

弊社には実際にクロックをご覧になっていただけるよう、東京にショールームがございます。
取り扱いのホールクロック、置時計などを展示しております。
お部屋にマッチしたクロックをお探しの際は、ぜひご来場の上、重厚なチャイムの調べや、本物の質感をご確認ください。